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住宅にまつわるコラムです
「家を建てたい!」と思ったとき、まず必要となるのは土地です。人から譲り受けるケースを別として、「家づくりのスタート=土地選び」という人がほとんどでしょう。
一般の人にとって、土地は人生に数回あるかないかの大きな買い物。「住みやすい土地を手に入れたい」とこだわるのは当然のことです。
そこで今回は、住みやすい土地の条件や選び方のコツ、探す方法まで詳しくご紹介します。ぜひ後悔しない土地選びの参考にしてくださいね。
一般的にマイホームの土地探しで重視されるのは、「周辺環境」「立地条件」「価格」です。
言い換えれば、この3点をより多く理想的に実現できる土地が「住みやすい土地」だということです。それぞれのチェックポイントを確認していきましょう。
周辺環境は、暮らしやすさに直結するポイントです。
【交通】
・通勤・通学の利便性
・最寄り駅・バス停までの距離
・最寄り駅の乗り入れ本数や運航本数、始発・終電時刻
・周辺道路の交通量
車を保有していたとしても、使えない場合に備えて公共交通機関をメインに考えておきましょう。
【周辺施設の充実度】
・公共施設や金融機関、郵便局
・商業施設
・医療施設
日常使いのスーパーやコンビニは、通勤路や徒歩圏内にあると便利。大型ショッピングセンターはあまり近すぎると渋滞や騒音の影響を受ける可能性があるため、適度な距離にあるのが理想的です。
【子育てのしやすさ】
・文教施設(保育園・学校・図書館など)
・通学路の安全性
・治安
・自治体の子育て支援事業
同じ子育て世帯が多いエリアほど、上記の充実度が高い傾向にあります。
土地の価格については、相場や諸経費も考慮して適正なラインを見極めるようにしましょう。
・相場
不動産会社が運営する無料のポータルサイトや相場検索ツールで調べることができます。
・諸経費
土地購入には税金や仲介手数料、登記費用などの諸経費が必要。土地と建物を合わせた総額のうち10~20%を諸経費として見積もっておくと安心です。
土地選びでは、現状だけを見て判断するのは危険です。
例えば、施設の充実度に不安があるエリアでも、すでに再開発計画がある場合には今後さまざまな施設ができることが予想されますね。
逆に、閑静な住宅地だと思って購入した後に大型ショッピングモールができ、渋滞や騒音被害に悩まされる可能性もゼロではありません。
さらに、エリア環境の変化は地価の相場にも直結するもの。長い目で判断するためには、地元の不動産会社や市町村役場などからこまめに情報収集することが大切です。
住みやすい土地の条件が理解できたら、いざ土地探し!ここでは、住みやすい土地を選ぶコツをご紹介します。
まず取り掛かるべきは、「どのような生活をしたいのか」を具体的にイメージすること。理想形から逆算すれば、必要な土地条件が見えてきます。
ライフブランの変化にも対応するために、10年先、20年先以降の未来も描いておくようにしましょう。
生活イメージが固まったら、必要な住環境を備えるエリアを選定し、土地探しを始めます。
土地探しでは、事前に予算を決めておくのがポイント。予算が決まれば情報も絞り込みやすいため、効率的に進めることができますよ。
最後に、住みやすい土地を探すための方法をご紹介します。どのような手段があるのか知ったうえで最適なものを活用しましょう。
建築を依頼するハウスメーカーに相談する方法です。ハウスメーカーの中には土地を取り扱っているところも少なくありません。
建物と土地をトータルで把握しやすい点がメリット。ただし、基本的に施工も同じハウスメーカーとなります。
不動産情報サイトや情報誌を見ながら土地探しを進める方法。情報量の多さや手軽さから、近年多くの人が利用しています。
注意点は、掲載されていない情報もあることと情報が最新のものとは限らないこと。土地探しというよりは、エリアや相場の調査におすすめの方法です。
不動産会社は、言わずと知れた土地探しのプロフェッショナル。経験とスキルがあるだけでなく、情報量もトップクラスです。
不動産会社を利用する最大のメリットは、好条件の土地情報をいち早く入手できる可能性がある点。
不動産会社にしてみれば「土地が売れること」こそ最善の結果ですので、土地が出た際にはまず「その条件の土地を買ってくれそうな人」に声をかけます。
多くの人が良いとする条件は、ある程度共通しています。したがって、真に好条件の土地は公表前にすでに顧客へ紹介済み、もしくは売却済みである可能性が高いのです。
「住みやすさの大半は土地で決まる」といっても過言ではありません。全ての希望を網羅するものはなかなかないのが現状ですが、土地探しのプロに相談すれば最良条件の土地と出会える可能性が高まります。
家を建てたいと思ったら、まずは不動産会社に相談してみてはいかがでしょうか。
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