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子どもが泥んこになっても安心!玄関から洗面所に直行できる理想の間取り

子どもには泥んこになって思いっきり遊んでもらいたい!
そう考えていても、泥汚れは家に持ち込んでほしくないと思ってしまうものですよね。子どもが泥んこになっても笑顔でいられるお家づくりをするために、ちょっとしたポイントをおさえておきましょう。

どんな動線にすればいいか迷っている人のために、おすすめの動線や設備、間取りなどをご紹介します。子どもが泥んこになっても気にならない、理想の間取りづくりの参考にしてみてくださいね。


 

1.子どもが泥んこ!間取りでおさえておきたい3つのポイント

 


子どもが泥んこ!間取りでおさえておきたい3つのポイント 

子どもが泥だらけになったときに気になるのが、
・リビングには泥を持ち込みたくない
・玄関が泥で汚れる
・手洗い場やシンクが汚れるのが嫌だ
ということではないでしょうか。

間取りを考えるときにこの3つのポイントをクリアできるように設計すると、思う存分泥んこになってもらえますよ!それぞれ詳しく見ていきましょう。


 

①リビングに泥を持ち込ませない動線


泥や砂は手や足だけでなく、服にもたくさん付いているケースがあります。リビングを通ってからお風呂に行く間取りだと、服に付いた細かい砂や泥汚れが落ちてしまうことも。

リビングを通らずにお風呂に行ける動線を作れば、リビングに泥汚れを持ち込まずに済みますね。廊下を作るのもいいですし、玄関からリビングに行くまでの間に洗面所を作るのもおすすめです。


 

②玄関は汚れても気にならない仕様にする

玄関は汚れても気にならない仕様にする
玄関は、泥で汚れても気にならない仕様にするのがおすすめです。タイル張りなど目地があると泥が入り込んでお手入れが大変になるので、凹凸のないフラットな床にするといいでしょう。

たとえば、モルタルやコンクリートの打ちっぱなしならお手入れが簡単なうえ、流行りのモダンスタイルにもぴったり。
モルタルやコンクリートの打ちっぱなしならお手入れが簡単

 


また、塩化ビニール樹脂を原料にしたクッション性のあるクッションフロアは、水がしみこみにくいため汚れが付いても落としやすいのでおすすめです。 
クッションフロアも汚れを落としやすい
凹凸がないと、水洗いしたときにもサッと流せます。床材の色は、白や淡いグレーだと泥汚れが目立ちやすく色移りしやすいのが難点。泥汚れが目立ちにくい色を選ぶのもポイントです。


 

③手洗い場やシンクは玄関の近くに設置

手洗い場やシンクは玄関の近くに設置

 

手洗い場をどこに設置するのかも大きなポイントです。

玄関から洗面所に行ける動線なら、すぐに手を洗えるという利点もありますね。いっそのこと玄関にシンクを設置し、手洗い場を作るのもおすすめ。玄関に設置する場合、シンクを扉で隠せるようにしておくと生活感のない空間を作れます。

また、シンクの大きさにもこだわりましょう。泥で汚れた靴や衣服を浸け置き洗いできるくらいのサイズは必須です。シンクは大きさはもちろん、深さも重要ですよ。


 

2.玄関は土間がおすすめ!

 


玄関は土間がおすすめ

玄関を広くとるのに抵抗があるという人もいるかもしれませんが、いつでも泥んこキッズを迎え入れるには広めにとるのがカギ。ここ数年、間取りのなかでも玄関スペースにこだわる人が増えているのも事実です。

泥んこで帰宅してもお手入れしやすく使いやすいのが「土間」。ここでは、土間の魅力をお伝えします。


 

①土間は汚れたときの掃除やお手入れがしやすい


土間とは、床を張らずに土足で歩くことができる室内スペースのことをいいます。三和土やコンクリート、モルタルやタイルなどで仕上げるのが一般的ですね。

汚れが付いたら水で流せば簡単に落とすことができますし、そもそも汚れてもよいという前提のスペースであることが魅力。泥だらけで帰ってきても「土間だから許せる」という心の余裕も生まれます。


 

②土間には収納スペースを確保

土間には収納スペースを確保
ここ数年、土間のある家がトレンドです。

自転車やベビーカーを畳まずそのまま持ち込めるくらいの広いスペースをとるのが人気。シュークロークを設置したりコートをかける棚を付けたりと、玄関収納と土間を一体化した間取りは使い勝手も抜群です。

また、動線を意識した「通り土間」も注目されています。土間からキッチンや洗面所に行ける間取りにすれば、買い物したものはキッチンに、泥だらけのときは洗面所に直行できます。


 

③屋外の部活をしている中高生も使いやすい


土間は、野球やサッカーなど泥汚れを持ち込みやすい部活をしている中高生にもぴったり。

広いスペースの土間で汚れ物をすべて出してもらえば、家のなかに汚れを持ち込まずに済みますね。収納力のある土間なら、部活で使うシューズや道具もすべて玄関先で管理できる点が大きな魅力です。


 

3.玄関からお風呂に直行できる動線はマスト!

 


玄関からお風呂に直行できる動線はマスト

泥汚れを室内に持ち込ませないためには、玄関からお風呂までの動線が重要になります。玄関からお風呂に直行できる動線を意識した間取りがおすすめです。

 

①リビングを通らずお風呂に行ける生活動線


近年の住宅は玄関ホールや廊下をできるだけ少なく取り、リビングやキッチンを広くとる間取りが人気です。

しかし、リビングに泥汚れを持ち込まないという点を重視すると、玄関ホールや廊下は必須。狭くてもよいので玄関ホールや廊下をとり、玄関から直接洗面所に行ける間取りを作るのがおすすめです。

「玄関を上がって右に行くと洗面所、左に行くとリビング」というように、動線を完全に分けてもいいでしょう。


 

②洗面所は玄関からもリビングからも行けるように

洗面所は玄関からもリビングからも行けるように

 

ひと昔前の家はリビングとキッチン、洗面所やお風呂が完全に独立しているものが一般的でしたが、近年はワンフロアとしても機能する間取りが人気。

「玄関からお風呂に直行し、お風呂から出たら洗面所からリビングに戻れる」という動線を意識してみましょう。子どもが小さいうちはとくにこの動線が重宝します。


 

③廊下やホールの床材は汚れが落としやすいものに


泥はから拭きだけでは汚れを落とすのが難しく、むやみにこすって落とそうとすると細かいキズが付いてしまうこともあります。そのため、玄関ホールや廊下の床材はお手入れしやすい素材を選ぶのもポイントです。

近年は、あたたかく柔らかい印象の無垢材が注目を集めていますね。肌触りもよく「木育」の観点からも子どもがいる家庭では多く選ばれていますが、塗装方法によってはお手入れが面倒なものも。

無垢材にこだわりつつお手入れしやすいほうがいいという人は、UV塗装やウレタン塗装を選ぶといいでしょう。より汚れに強くお手入れのしやすさを求めるなら、集成材を使ったフローリングがおすすめです。


 

4.まとめ

 


子どもには汚れを気にせず遊んでほしいけれど、泥汚れは正直困るというのが親の気持ち。玄関からお風呂への動線や手洗い場の設置場所など、ちょっとしたことを意識して間取りを考えるだけで、泥汚れを持ち込ませない理想の家を作ることができますよ。

泥を持ち込ませない間取りは、キッズだけでなく犬を飼っている家庭にもおすすめ。ライフスタイルに合わせて、泥を持ち込ませない間取りを考えてみてくださいね。

ハウスウェルで理想の家を実現!ぜひご覧ください

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