登山好き必見!どんどん増えるギアを収納する方法|建築コラム|さいたま市・埼玉県の不動産売却はハウスウェル

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登山好き必見!どんどん増えるギアを収納する方法

最近流行している「登山」。住宅を検討している方にも登山好きは多いでしょう。とても楽しい登山ですが、物が増えて収納に困ったり、道具を手入れする場所がなくて困ったりしてしまうことはありませんか?

そこで今回は、登山好きの人が家を建てるときに注意したい収納問題について解説します。登山好きの人の悩みは意外と共通していることが多いため、この記事を読むことでスッキリ解決できるはずです。

ぜひ、住宅を設計するときの参考にしてみてください。


 

1. 登山好きに共通する2つの問題点

 


登山好きに共通する問題点

登山好きな人が悩む問題点は、「物が増えすぎる」「道具を手入れする場所の確保」の2点ですよね。登山は自然環境下で行う趣味ですので、どうしても必要な物は増えますし、手入れを怠っては命取りになります。

そこでこの章では、この2点をふまえた良い収納作りの考え方について解説します。


 

①物が増えすぎる


登山に欠かせないザックや寝袋、テントなどの山道具。山が好きでよく登る人ほど、増えていく装備品の収納に頭を悩ませるもの。そんなときは、「登山の日数」で保管場所を分けると良いでしょう。

たとえば、日帰り登山の場合は軽装備が多いのですぐに取り出せる玄関収納に保管し、2〜3日かけるような長期登山の場合はクローゼットなどに保管します。外の倉庫に保管するのもおすすめです。

一つの場所で保管するとどうしてもかさばりやすくなるので、分けて保管するのがコツです。


 

②道具を手入れする場所がない


登山道具は基本的には外で使うものですので、登山後は道具のお手入れが必須になります。

たとえば、泥がついた靴は洗わなければなりませんし、ザックについた埃も拭き取らなければなりません。アウターなどの衣類は洗濯をして、寝袋も外に出し干して湿気を飛ばず必要があります。

このように何かとお手入れが必要ですが、場所がなければ作業もスムーズに進みませんよね。そこで、玄関土間を広くとって作業スペースを確保したり、インナーガレージや外の駐車スペースに作業場を確保したりすると良いでしょう。

そこまで広くなくてもよいですが、日頃からお手入れできる場所を考慮して設計することが大切です。


 

2. 収納を考えるときに押さえておきたい4つのポイント

 


収納を考えるときのポイント 
登山好きの場合、必ず道具が増えていくので「収納問題」は必須項目。しかし、ただ収納を増やすだけでは無駄なスペースができてしまったり、住宅が大きくなって費用が増えたりとデメリットの方が多くなります。

そこでこの章では、収納を考える際のポイントを4つに分けて解説します。


 

①どんな収納方法が理想的か


登山の道具の収納方法を決めておきましょう。なぜなら、道具によって適切な管理方法が違うからです。

たとえば、登山靴を保管する場合は、湿気が多い場所よりも日当たりが良く換気の良い場所の方が適しています。また、ロープなどは壁掛けが良いので、しっかりした下地がある外壁面の内壁を選ぶ方が適しています。

道具によって適切な収納方法を選択することは、道具を長く使うためにも大切なことです。ただ収納スペースをとるのではなく、使い方まで検討するとより良いでしょう。


 

②収納場所をどこにするか


収納場所を考えることもとても大切です。スペースを有効活用できますし、住宅を設計する上でも効率的に間取り編成できるので余計な費用をかけなくて済みます。

考え方としては、「登山の期間」や「道具の使用頻度」で区分けします。

たとえば、どんな山でも共通して持っていくものは、玄関土間などに収納スペースを設けて取り出しやすくしておくと便利ですし、逆にあまり使わないものは倉庫やガレージに収納スペースを設けるのが良いでしょう。

どこに何を収納するのか、最初に決めておくことがポイントです。


 

③どこで道具を手入れするのか


登山好きにとって、切っても切り離せないのが「道具の手入れ」ですよね。大切に使えば使うほど長持ちしますし、自然環境下で楽しむ趣味なので道具の手入れを怠っては命の危機につながる恐れもあります。

そのため、道具を手入れする場所は必須。自分が落ち着いて作業できる場所を確保し、なるべく収納場所をアクセスの良い場所にしておきましょう。


 

④適切な収納内環境


登山道具には、保管に適した環境があります。

たとえば、靴などを保管する場合は、湿気がない乾燥した風通りの良い場所が適しています。ギアやペグは、まとめて収納するより壁掛けなどで一つ一つを少し離した方が錆防止につながります。

このように、使う道具にあわせて最適な収納環境を確保することも登山好きにとっては大切なポイントです。

ただ収納場所を確保するのではなく、「今持っているもの」「いらないもの」「これから買うもの」「捨てるもの」など細かくカテゴリー分けをして、適した環境をあらかじめ計画しておくと良いですよ。


 

3. 「取り出しやすく戻しやすい」収納の提案

 


取り出しやすく戻しやすい収納の提案 
収納の役割は、物をしまっておくだけではありません。「取り出しやすさ」も大切な要素の一つです。

取り出しにくい場所に収納していると、道具があることを忘れてしまうかもしれませんし、探す時間も無駄になりがち。何よりストレスがたまるので、「取り出しやすさ」と「戻しやすさ」は表裏一体で考えましょう。


 

◎汚れたままでも問題ない「土間収納」 ◎


登山道具は、「収納」と「お手入れ」をセットで考えなければなりません。

取り出しにくいとお手入れをするのも面倒になるので、すぐに取り出せてその場で作業できることが望ましいでしょう。そのため、土間収納を充実させることは登山好きの人が収納設計する上で王道のポイントと言えます。

使用頻度が高い、低いによってそこに収納するかは考えなくてはなりませんが、できることなら広めに土間収納をとっておくのがおすすめです。


 

◎「ウォークインクローゼット」とつながる収納動線◎


登山好きの人が収納を考える上で、意外と盲点になりやすいのが「収納動線」です。

物が増えてしまう傾向にあったり、道具のお手入れが必ず必要であったりすることから、収納容量や作業場所に目を向けられがちですが、そこに行き着くまでの動線もしっかり意識すると作業効率が上がりますよ。

靴を磨くために水を入れたり、雑巾を取ったりなど、お手入れ道具のために何かと移動する機会も多いもの。もちろん登山道具と一緒に収納しておけば問題ないのですが、場所には限りがあるので効率的に活用するのに越したことはありません。

動線まで目を向けるとより効率的な間取り設計も可能になるので、押さえておくと良いでしょう。


 

4. 登山道具を収納するための4つの方法

 


登山道具を収納するための方法

この章では、今からでもできる「登山道具を収納するための具体的な4つの方法」について解説します。

家を建ててしまった後、引っ越ししてしまった後に「こうしておけば良かった」と後悔することもありますよね。しかし、そんな場合でも既存の住宅を活用し、工夫次第では収納スペースを作ることもできるので、参考にしてみてください。


 

①市販グッズを利用した収納


収納スペースには限りがあるので、横の空間よりも縦の空間を上手く利用するのがおすすめです。縦の空間は上にしか場所をとらないので、意外とデッドスペースの活用に役立ちます。

たとえば、壁に掛けるタイプのハンガーを使えば、ロープやギアなどを引っ掛けてスッキリ収納できます。

IKEAやニトリなどの大手量販店で簡単に手に入り、費用もそこまでかからないので、上手く活用していきましょう。


 

②ディアウォールを利用した収納


賃貸など物件にキズをつけられないといった条件がある物件でも簡単に活用できるのが、「ディアウォール」。見せる収納として今でも流行していますが、2×4材と上手く組み合わせて活用することで誰でも簡単に棚を作ることができます。

フックの位置を好きな位置に変えるなど、多種多様な種類を活用することで収納の幅が広がります。ピッケルやアイゼンなど落下すると危険な刃物類にだけ気をつけておけば、基本的には何でも収納できるのでおすすめです。


 

③PINK FLAGを使った収納


「PINK FLAG」とは、収納や棚を作るための部材です。自分の好きなように作成することができるため、場所に合わせて最適な形のものを作れるのがメリット。

DIYの流行アイテムなので、SNSなどで調べると活用事例が出てきて、初めての人でも簡単に作成できますよ。


 

④登山道具専用の部屋


使っていない部屋があれば、思い切って登山道具専用の部屋にしてしまうのはいかがでしょうか?自分の好きなように部屋を作っていくことができるので、まさに自分だけの癒しの場になります。

スペースに限りがあるので収納量には限りがありますが、たとえば「この部屋に入りきらない場合は買わない」といったように節約にもなりますので、上手に工夫しながら使いましょう。


 

5. まとめ

 


登山好きな方向けの収納まとめ

登山好きの方向けの収納について解説しました。住宅を設計する前にある程度ポイントを押さえて考えることで、「後でこうしておけば」という後悔も少なくなります。

仮にもう家を建ててしまった場合でも、既存のアイテムを上手に活用すれば解消する課題もあるので、積極的に取り組んでみてくださいね。

「要望は決まっているのだけれど、どんな住宅を設計すればいいかわからない」
そんな場合は、プロに相談するのもおすすめです。具体的に要望がまとまっていれば相談もしやすいですし、業者もアドバイスしやすくなります。

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