毎日必ず使うキッチン。せっかくなら、おしゃれで使いやすいキッチンにしたいですよね。
どうすればおしゃれなキッチンにできるのでしょうか。実は、いくつかのポイントを押さえるだけで簡単におしゃれなキッチンにコーディネートすることができます!
この記事では、誰でもすぐにできるポイントを6つ解説します。最後まで読んでいただければ、きっと自分の理想とするキッチンの形が見つかるはずです。
1. おしゃれなキッチンに見せる4つの方法
キッチンをおしゃれに見せるために押さえておきたいポイントは、大きく分けて4つあります。すぐに始められる内容ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
①スッキリさせて開放感があるようにする
開放感のあるキッチンを演出するには、エリアを区切る壁や間仕切りをつけないようにするといいでしょう。
部屋の広さの条件や収納の条件などクリアしなければならないポイントも多いですが、360度あらゆる方向から調理できたり、複数人での料理ができたりして便利ですよ。
②「見せる収納」と「見せない収納」を意識する
隠す収納か見せる収納か、どちらにするかによって設計は大きく変わります。
たとえば、おしゃれな家電や小物などは、キッチンの背面に置くことでおしゃれに見せることができますね。逆にゴミ箱などは、見えないところに隠してしまう方がいいでしょう。
このように、あらかじめ見せるものとそうでないものを分けておくことで、使いやすいおしゃれなキッチンになります。
③緑を取り入れる
観葉植物があると、家事が忙しいときでもリラックスしながら作業をすることができます。
スペースの確保が難しい場合は、天井からぶら下げるなど縦の空間を利用する方法も。実用性を考えてバジルやローズマリーなど食べられるものを育てるのもいいですし、抵抗がある人はフェイクグリーンを置くのもいいでしょう。
まずは1つからでも置いてみると、一気に見栄えが変わるのでおすすめです。
④食器や調理器具などを揃えて統一感を出す
目標とするキッチンのテイストに合わせて、キッチン全体の雰囲気を統一していくとオシャレ度が一気に高まります。
色や素材などをできるだけ統一していき、どうしても合わないキッチン用品などがある場合は収納の中にしまうなど見えないように工夫しましょう。
2. 使い勝手の良いキッチンの特徴3選
使い勝手の良いキッチンとはどういったものでしょうか。
人によって差はありますが、実は共通しているポイントがあります。この章では、そんなポイントを3つに絞ってご紹介します。
①適切なキッチントライアングル
キッチントライアングルとは、「シンク」「コンロ」「冷蔵庫」の3点を線で結ぶときの三角形のこと。この三角形が正三角形に近づくほど作業性が良いキッチンになります。
理想的な距離はだいたい120㎝~270㎝。キッチンや家の大きさによって左右しますが、この数値から離れると家事の効率が下がってしまいます。キッチンの計画の際は押さえておきたいポイントですね。
②調理の流れを考えた家具・家電の配置
卓上タイプのキッチン家電は、ビルトインタイプに比べてデザインや機能の選択肢が広く用意されています。
日常的に使用頻度が高い家電は、使い勝手の良い位置にあると調理がスムーズに進みます。まずは、使っているキッチン家電をリストアップしてみましょう。
このようにあらかじめ決めておくとスッキリ整理することもできるので、何がどこにあるかわかりやすくなり、普段料理をしないパパも手を出しやすくなるかもしれませんよ。
③通路幅とキッチン寸法のバランス
キッチンの通路幅は、使う人数によって決めるのがおすすめです。
たとえば、1人で使う場合は80㎝~90㎝あれば十分ですが、2人以上で使う場合や他の部屋への動線になっている場合は最低でも100㎝はないと使いにくいです。
間取りや家の広さによっては制限がかかるため難しい場合もありますが、参考にしてみてください。
3. おしゃれなキッチンの代表格
おしゃれなキッチンの代表格といえば、オープンタイプキッチン。
その中でも特に人気が高いのが「アイランドタイプ」と「ペニンシュラタイプ」です。この章では、その2つについて解説していきます。
①アイランドキッチン
オープンキッチンの中では一番インパクトがあるキッチン。
作業台が離れ小島のように独立しており、360度あらゆる方向から調理することができるため、複数人での料理やパーティーシーンなどで活躍します。また、子どもも自分からお手伝いに入りやすくなります。
部屋がある程度広くないと使いにくい側面はありますが、おしゃれなキッチンの代表といえるでしょう。
②ペニンシュラキッチン
ペニンシュラとは「半島」という意味で、キッチンの片側が壁に接しているレイアウトのキッチンのことを指します。
ある程度の収納や調理スペースを確保できますが、アイランドキッチンほどの部屋の広さを必要としないのが特徴。壁に接しているため、選べる換気扇の種類も豊富にあります。
油やニオイの拡散を軽減できるなど、使いやすさとオシャレさの両面を持ったキッチンといえます。
4. 使い勝手が良くおしゃれなキッチンにする6つのポイント
おしゃれで使い勝手が良いキッチン、憧れますよね。この章では、誰でもできる「おしゃれで使いやすいキッチンにする6つのポイント」をご紹介します。
①素材選びにこだわる
キッチン本体の見栄えを左右する収納扉やシンクなどの素材。たとえば、シンクやワークトップは人工大理石が人気ですが、変色・変質しにくいセラミックを選ぶと高級感が長持ちします。
他にも、扉は化粧シートタイプが一般的ですが、艶のある塗装やキズに強いメラミン化粧板を選ぶと他とは違う魅力が演出できますよ。
このように、おしゃれなキッチンには長持ちしやすいおしゃれな素材が必要なのです。
②壁・床などのコーディネートに配慮する
キッチン回りの壁や床は、同系色でまとめるのが無難。毎日使う場所なので、派手な柄よりも落ち着いた雰囲気を出す方が料理にも集中できます。
どうしても柄が欲しい場合は、高級感のあるエコカラットやタイルをアクセントとして一部に使うといいでしょう。消臭効果も期待できますし、耐久性も高いのでおすすめです。
③独立キッチンなど目隠し対策も重要
おしゃれなキッチンの代表格であるオープンタイプキッチンの盲点は、目隠し対策。リビングや玄関からの視線が気になってしまう方は多いものですが、意外にもそれに気づくのは生活を始めてからであることが多いのです。
「毎日ピカピカにできない」「お客様が入ってくるときの視線が気になる」など不満は出てくるものの、後からでは対策が難しい場合も。あらかじめ考えておくことが大切です。
④カウンターを設置してバーのような雰囲気を演出
カフェやバーなどをイメージしたキッチンにしたい場合は、目の前で調理過程を見られるようにすると一気にそれらしい雰囲気になります。そのため、カウンターなどを設置するといいでしょう。
壁を向きながら作業するのではない対面型のキッチンを選択すると、使いやすいレイアウトをイメージしやすくなりますよ。
⑤計画的な収納設計
家電やまな板など収納に置くものをあらかじめ決めておくことで、適したサイズの収納を設計することができます。
扉付きの収納にする場合は、開き戸よりも引き戸の方が通路を妨げないですみます。既製品で適したサイズがなければ、業者につくってもらうことも可能。使い勝手を考えて収納計画を考えましょう。
⑥自然光や照明など「光」の演出にこだわる
照明器具の選び方でもおしゃれなキッチンは演出できます。
ライティングレール照明やペンダントライト、スッキリ見えるダウンライトなどさまざまな種類があります。モダンな雰囲気を出したいなら、間接照明を使うのも一つの手。
また、天窓をつけたり背面に横長の窓をつけたりして光を取り入れることで、温かみのある空間も再現できます。
5. まとめ
おしゃれで使い勝手の良いキッチンを実現するための方法をいくつかの項目に分けて紹介してきました。
全体をいきなりおしゃれにレイアウトすることはできなくても、場所ごとやポイントごとに少しずつ取り入れていくことは簡単に始められます。
難しい場合はプロにお願いするのも一つの手。「ある程度実現したいキッチンの理想が決まっている」という人もそうでない人も、第三者の意見を聞いてみることをおすすめします。
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