緑のある家づくり!新築で取り入れたいアイデア4つ
家を新築する際には、間取りはもちろん、床や壁紙、建具といった家の内側に目が行きがちです。もっとおしゃれな家づくりを目指すなら、「緑を感じる家づくり」をするのがおすすめ。
庭に芝生を入れたり木を植えたり、ほかにも緑のある家を作るためのアイデアはたくさんあります。これから新築をするにあたり緑を多く取り入れたいと考えている人のために、おすすめのアイデアや注意点を解説します。
1. 自宅に緑を取り入れるメリット
家に緑を取り入れる最大のメリットは「外観や内観がおしゃれになる」ということではないでしょうか。
とくに玄関先や外構は、家の印象を左右する重要なエリア。そこに緑があるだけで、一気におしゃれでハイセンスな印象にすることができます。また、窓から緑が見えるように設計すれば、内装までもが華やかになります。
取り入れる植物によっては季節を感じられるものもありますし、周囲をコンクリートで固めるよりも涼しく、夏の暑さ軽減にも役立ちます。
2. 緑を取り入れた家づくりのアイデア
緑のある家にあこがれているものの、新築にどうやって緑を取り入れていけばいいか迷っている人もいるでしょう。ザックリとしたイメージはあっても、具体的にどのように緑を取り入れればいいかということはなかなかイメージしにくいものですよね。
これから緑を取り入れた家づくりのアイデアをご紹介しますので、理想に合う方法を見つけてみてください。
①庭に芝生を取り入れる
庭のある家にあこがれている人は多いはず。せっかく庭を作るなら、芝生を取り入れるのがおすすめです。芝生は視界一面を緑に彩ってくれるだけでなく、雑草が生えてくるのを防ぐ目的も果たします。
芝生には種類があり、お住まいの地域によって適するものが異なります。比較的お手入れがしやすい「高麗芝」や寒さに強い「野芝」がおすすめです。
芝生は放っておくと伸びてくるため、定期的に芝刈りをする必要があります。芝刈りが面倒だと感じる人は、人工芝を検討してもいいでしょう。見た目も天然芝そっくりで、お手入れの必要がないのは大きなメリットです。
②シンボルツリーを植える
おしゃれな外観にこだわるなら、シンボルツリーを植えるのがおすすめです。まずは家の雰囲気に合うシンボルツリーをいくつかチョイスしてみるといいでしょう。おすすめのシンボルツリーは、次の4種類です。
<オリーブ>
<ハナミズキ>
<ヤマボウシ>
<サルスベリ>
シンボルツリーを選ぶ際は、次のことに注意しましょう。
・どのくらい大きくなるか
・常緑か落葉か
・花が咲く時期
・お手入れの手間
・住んでいる地域に合っているか
植える場所を決めてから、そこに合うシンボルツリーを選ぶことが大切です。
③中庭を作る
「緑の多い家はお手入れが大変」というイメージもあるでしょう。わざわざ外に出てお手入れするのは、忙しい人にとってはとても大変な作業です。
中庭なら、リビングから続くように設計すれば、部屋にいる延長線で緑を取り入れることができます。サッと外に出ることができるのでお手入れがしやすいというメリットも。
プライベート空間を保てるので、周囲を気にせず緑を取り入れたいという人にもおすすめです。
④借景を検討する
庭や植木などのお手入れは当然持ち主が行うもの。緑を取り入れたいと思っても、お手入れをする自信がないという人もいるかもしれません。
そんなときは、近隣の緑を眺められる「借景」を検討するのもおすすめです。
すぐ隣にきれいな桜が咲いていたり、隣のお宅がすてきなバラを育てていたり、そういった景色をちょっとだけ拝借することで、自宅の庭を造らずに緑を楽しむことができます。
借景を検討する際は、隣家とのプライバシーをしっかり確保できる間取りにすることが重要です。
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3. 注意して欲しいこと
緑のある家づくりをする際は、いくつか注意点があります。理想の家づくりをするために、注意点もきちんと理解したうえで取り入れるようにしましょう。
ここでは、緑のある家を作る際に気を付けたいことをご紹介します。
①雑草対策は初めがカギ
緑のある家で一番気になるのが、雑草が生えてくるということ。雑草は生育のスピードが早く、あっという間に見た目が悪くなってしまいます。
そうならないために、初めの段階で雑草対策をしっかりしておくことが大切です。
・部分的にコンクリートやタイルを取り入れる
・防草シートや除草剤をうまく活用する
・雑草が生えにくくなる「グラウンドカバー」を採用する
・固まる砂や砂利を敷く
最初にある程度雑草対策をしておくことで、その後のお手入れが格段に楽になりますよ。
②高木は定期的な剪定が必要
玄関先や庭にシンボルツリーを植える場合、剪定が必要になる種類もあります。とくに高さが2mを超えるような高木は、1年から数年に1度の剪定が必要です。
なかには剪定が不要の高木もありますが、大きくなりすぎると近隣に迷惑がかかることも。隣家とのトラブルの元にもなるため、定期的な剪定をおすすめします。
剪定をするのが面倒な場合は、高さが2m未満の低木を選ぶといいでしょう。ただし、低木の場合もかたちをきれいにしたり花の付きをよくしたりするために、剪定が必要な種類もあります。
お手入れの簡単さも選択肢に入れておくと安心です。
③防犯対策もしっかり!
緑を使って家のプライバシーを確保したいと考えている人も多いですが、その際は防犯対策もしっかり考えましょう。
垣根や大きめの木が死角を作ると、不審者が侵入しやすくなってしまいます。死角ができにくい植栽をして見通しをよくしたり、防犯カメラを設置したり、ライフスタイルに合わせた対策を行うのがおすすめです。
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4. まとめ
緑のある家はおしゃれに見えるだけでなく、家にいながら季節を感じられたり夏の暑さを和らげたりと多くのメリットがあります。どんな木を植えるか、どんな雰囲気の庭にするか、イメージを膨らませておくとよいでしょう。
また、「緑を感じる家づくり」を目指すなら、家を建てると同時にエクステリアもまとめて施工してもらうのがおすすめです。外構の打ち合わせの際に相談してみてください。