新築でキッチンにバーカウンターを!費用相場は?
「自宅にいながらゆっくりお酒を楽しみたい」「おしゃれなキッチンカウンターが欲しい」そう思っているなら、新築のお家にバーカウンターを設置してみませんか?
バーカウンターには多くの魅力があり、新築でバーカウンターを検討している人が増えています。しかし、何をポイントにすればいいのか、費用はどのくらいかかるのか、気になるところですよね。
そこで今回は、バーカウンターの魅力と気になる費用相場について解説します。
1.キッチンにバーカウンター設置する4つの魅力
お酒が好きな人は、新築で建てるお家にバーカウンターを設置するのが夢という人もいるでしょう。お酒好きな人はもちろん、そうでない人にとってもバーカウンターには多くのメリットがあります。
ここではバーカウンターの魅力について見ていきましょう。
①時間を気にせず飲める
家にバーカウンターがある最大の魅力は、「時間を気にせずいつでもお酒を楽しめる」ということです。
お酒をいつでも飲めるように準備しておけば、わざわざお酒を飲みに出かける必要はありません。グラスや食器をすぐに取り出せるレイアウトにしたり、ワインセラーを設置する場所を作ったり、新築なら間取りにもこだわれます。
また、子どもを寝かしつけたあと、夫婦の時間をバーカウンターでゆったり過ごすのもおすすめです。
②配膳が楽
バーカウンターは、キッチンとのつながりを意識した間取りにすることがほとんど。そのため、「配膳が楽」という点も魅力のひとつです。
キッチンで用意したお酒やおつまみはそのままカウンターにサッと出し、飲み終わったグラスや食器はそのままシンクに直行できるので、後片付けもラクラク。
また、アイランドキッチンにすれば動線がスムーズになり、さらに配膳がしやすくなるのでおすすめです。
画像引用元:システムキッチン│ステディア│プランバリエーション│クリナップ (cleanup.jp)
③ダイニングテーブルの代わりに使える
近年ではキッチンとダイニング、そしてリビングをひと続きにする間取りが人気ですが、狭小住宅だとダイニング分のスペースを確保するのが難しいことも。そんなときに活躍してくれるのが、バーカウンターです。
バーカウンターはダイニングテーブルの代わりとしても活用できるため、限られたスペースを有効に利用できます。バーカウンターの下部分は収納スペースにして、デッドスペースのない設計にするのがおすすめです。
④コミュニケーションが取りやすい
バーカウンターとキッチンを併設することで、「キッチンで作業をする人とコミュニケーションが取りやすい」というのも魅力のひとつです。
対面キッチンなら、おつまみの準備をしながら一緒にお酒をたしなむこともできますね。また、バーカウンターでくつろぐ習慣がつけば、すれ違い気味の生活でも会話が増えるきっかけになるはずです。
2.バーカウンターのタイプは3つ
バーカウンターには大きく分けて3つのタイプがあります。どのようなバーカウンターにしようか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
①カウンターキッチンタイプ
まずもっとも一般的なのが、対面キッチンのリビング側になる部分にカウンターをつける「カウンターキッチンタイプ」です。
システムキッチンとひと続きに設計するため、配膳や片付けのしやすさは抜群。キッチンと一体感のあるバーカウンターが欲しい人におすすめです。
②ラウンジタイプ
キッチンのすぐそばに低めのテーブルやソファを用意する「ラウンジタイプ」は、ホテルのような雰囲気を味わえると人気。
キッチンカウンターは数品の食事を置ける程度のスペースにして、くつろげる空間を別に設けることで特別感を演出できます。深く腰掛けてゆっくりお酒を楽しみたいという人におすすめです。
③ミニバータイプ
「ミニバータイプ」は、書斎や寝室などプライベート空間に設置するコンパクトなバーカウンターです。ホテルのミニバーをイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。
部屋の一角に小さな冷蔵庫やポットなどを置けるスペースを、設計の時点で組み込んでおくと良いでしょう。
バーカウンターについて詳しく知りたい方はハウスウェルへ!お問い合わせはこちら
3.新築でのバーカウンター設置のポイント
新築でバーカウンターを設置する際には、どのようなことに気を付ければいいのでしょう。ここではバーカウンターを設置するときのポイントについてご紹介します。
①カウンターテーブルの高さ
まずは高さです。カフェのようにキッチンに立つ人と目線を同じにしたい場合は、100cm前後を目安にしましょう。
お気に入りのイスが先に見つかっている場合は、それに合わせた高さにするのもひとつの方法です。足を床につけて座りたい場合は、一般的なテーブルと同じ70cm程度の高さがおすすめです。
②照明や家具などインテリアにこだわる
バーカウンターでは非現実を味わいたいという人も多いはず。せっかくバーカウンターを作るのなら、カウンターの素材や色、インテリアや照明などにも思い切りこだわってみましょう。
まずは住まいのテイストに合わせることを意識し、それを基準に「モダン」や「ヴィンテージ」などのテーマを決めるのがおすすめ。
照明で雰囲気が大きく変わるので、ぜひこだわって決めてみてください。
③どのくらいの広さを取れるか
バーカウンターにどのくらいの広さを取れるかという点も、ひとつのポイントです。
キッチンカウンターとして設置する場合は、カウンターの奥行きが重要です。軽く飲む程度なら30cm、朝食をとるくらいなら40cm、ダイニングテーブルの代わりに使うなら50cmと、用途に合わせたカウンターの広さを選びましょう。
ただし、カウンターを広く取れるかは、間取り全体でバーカウンターにどのくらいの広さを取れるかということにもつながります。リビングとのバランスを見て、どのくらいの広さを取れるか検討してみましょう。
4.バーカウンターの費用相場
どのような仕様で、どのような素材を使うかによって費用は変わります。
例えば、既存のシステムキッチンにカウンターを併設するかたちでバーカウンターを設置する場合、プラス5万円~となります。また、システムキッチンを使わずにキッチンからバーカウンターまでを自由設計で作る場合は、プラス20万円~を想定しておきましょう。
天井や壁に収納スペースをつける場合は、また費用が変わってきます。間取りを設計する際にさまざまなプランを立てて費用を検討してくださいね。
バーカウンター設置費用のご相談はハウスウェルへ!お問い合わせはこちら
5.まとめ
バーカウンターは、お酒を飲むだけでなく家族が集まるスペースとしての利用もできる魅力的な場所です。照明やインテリアにこだわることで、おしゃれな空間を作ることも可能。
新築でバーカウンターを作る場合は、施工会社とイメージを共有できるように写真やイラストを用意することをおすすめします。
また、費用も5万円から数十万円と相場は広めです。納得したうえで施工できるように、さまざまなプランを立てて検討しましょう。