結婚や出産を機に、賃貸から戸建てへの住み替えを検討している方もいらっしゃると思います。漠然と「家を建てたい」と思っても、何から始めればいいのかわからないという方も少なくないでしょう。
「まず何からすればいいの?」
「家が建つまでの流れを知りたい」
「土地はいつ買えばいい?」
「建築に必要な費用や期間は?」
など、この記事では家を新築するために知っておきたいことを解説します。
1. そろそろ戸建てを!何からすればいい?
「そろそろ一軒家に住みたい」そう思ったときに、まず初めに住宅展示場やモデルハウスの見学に行くという方も多いのではないでしょうか。
しかし、「見学に行ったのは良いけれど、具体的に何から始めればいいのかはわからなかった」という方もいらっしゃいます。
ここでは、家を建てたいと思ってからまず何をすればいいか、土地探しまでの流れについてご紹介します。
①情報収集をしてイメージを固める
「家を建てたい」と思っても、家の雰囲気や間取りなど具体的なイメージはなかなか湧きませんよね。そこで、まずは雑誌やインターネットなどで家づくりに関する情報を集めましょう。
・どんな雰囲気の家に住みたいか
・希望する広さ
・住みたいエリア
・庭の有無
家族で話し合い意見を出し合うことで、理想の家の姿が見えてくるはずです。譲れないものや優先すべき順位をメモするなどして、家族の意見をまとめておくと良いでしょう。
また、子育てしやすい環境や交通の利便性など、ライフスタイルも考慮して情報収集するのがおすすめです。
②イベントやセミナーに参加する
次に、ハウスメーカーや工務店が主催するイベントやセミナーがあれば積極的に参加しましょう。イベントやセミナーでは、家づくりのノウハウはもちろん、建築方法や土地の探し方といった専門的なことも解説します。
雑誌やインターネットで調べるだけではわからないことも直接専門家に聞ける良い機会です。イベントやセミナーに参加することで、より具体的に「理想の家」が見えてきますよ。
また、イベントやセミナーは主催する会社の特徴を知るきっかけにもなります。気になるハウスメーカーや工務店があれば、ぜひ参加してみてください。
③建築会社を決定
ある程度情報が集まったら、いよいよ建築会社の決定です。
情報収集やイベントへの参加などをしていくうちに、「このハウスメーカーで建てたい」「この工務店なら理想の家を建てられそう」など、気になる建築会社がいくつか出てくるはずです。いくつかの建築会社から資料請求をしてみましょう。
話を聞いてみたい建築会社があれば、問い合わせや見積もりの依頼をします。初回の相談や見積もりは無料で行っている会社が多いので、気軽に問い合わせてみてください。
併せて行ってほしいのが次の4点です。
・実際の施工物件や施工実績の確認
・建築期間や費用の確認
・施工エリアの確認
・相見積もり
とくに相見積もりに関しては、予算を明確にしておくために初期の段階で行うことをおすすめします。
④いよいよ土地探しへ
施工会社が決まったら、いよいよ土地探しです。土地を購入するにあたり、希望のエリアや広さの条件をまとめておくと良いでしょう。
土地は公表されているものもあれば公表していないものも多く存在します。自分たちの力だけでは理想の土地が見つからないケースも少なくありません。そんなときは、不動産会社やハウスメーカーなど専門家に依頼しましょう。
土地代のほかに、以下のことも土地選びの参考にしてみてください。
・交通の利便性
・仲介手数料
・地盤
・ガスや水道管の引き込み
・近隣の状況
雪国の場合、道路に除雪が入るかという点も重要です。
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2. 家づくりスタートから入居までの期間
家を建てたいと思ってから家が完成するまで、どのくらいの期間がかかるのかも気になるところ。新築の家が建つまでの期間は個人差が大きく、情報収集や土地探しがスムーズにいかなければそれだけ時間がかかってしまいます。
一般的な例を挙げると、次のような流れで家づくりが進みます。
・情報収集:1~3ヶ月
・契約から土地探し:3~6ヶ月
・工事期間:3~6ヶ月
どんなに早くても7~8ヶ月、長いと1年半近くかかるケースも。家づくりを長引かせないために、初めの段階で入居日をある程度決めておいたり、妥協点を用意しておいたりするとスムーズです。
3. 家を建てるために必要な費用
家を新築するには建設費用のほかにもさまざまな費用がかかるため、ある程度まとまったお金が必要です。ここでは、家を建てるために必要な費用について見ていきましょう。
①土地購入にかかる費用
ハウスメーカーなどでは土地付き一戸建てというプランもありますが、多くは家を建てるための土地が別に必要になります。費用ももちろん別に必要です。
土地代は立地や広さによって大きく変わるため、住みたいエリアの坪単価を前もって調べておくと良いでしょう。同じエリアでも道が1本違うだけで坪単価で数万円の差が出ることもあります。
②住宅ローンにかかる費用
家を建てるために、多くの人が住宅ローンを利用しますよね。住宅ローンには、借りたお金のほかに事務手数料や保証料、印紙代や保険料といった諸費用が必要です。
③登記にかかる費用
住宅の登記にも費用がかかります。
・建物の所有権保存登記
・土地の所有権移転登記
・抵当権設定登記(住宅ローン利用時)
不動産の登記は法務局で行います。また、登記にかかる費用のほかに司法書士報酬が必要なことも覚えておきましょう。
④入居後にかかる費用
家が完成したあとにも必要な費用があります。
・不動産取得税
・固定資産税や都市計画税
不動産取得税は住宅購入後1度だけ支払う税金ですが、固定資産税や都市計画税は毎年決まった額を支払うものです。
税金以外に、外壁や屋根などの経年劣化に伴うメンテナンス費用ものちのち必要になってきます。
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4. まとめ
「家を建てたいと思っても、何から始めればいいのかわからない」という方も、まずはどんな形でもいいので情報収集から始めてみてください。
たくさんの施工例を見ることで、どんな家に住みたいのかイメージが湧いてくるはず。家は大きなお買い物なので、後悔のないように納得いくまで比較検討することをおすすめします。
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